大手2社で、管理職向けのAI研修を実施しました。
どちらも「勉強のための研修」で終わらせず、全員が楽しみながら自分ごととして学び、翌日から業務が変わることをゴールに設計した事例です。御社の検討テーマにそのまま重なります。
3時間の集合研修に、パズルや画像当てゲームなど多数のゲームを組み込み、全員参加型で実施。楽しく学べる環境から、翌日の業務転換までを設計しました。
各部門・各部門長へのヒアリングを重ね、現場業務に合わせて設計。教材化して納品し、研修後も社内に根づくまで継続して伴走しています。
楽しく学べる環境を設計する
ゲームやワークを多数取り入れ、講義を「聞くだけ」にしない。全員が自然に手を動かし、体験から生成AIを理解します。
全員参加型で自分ごと化する
組織コーチング・組織開発のナレッジをベースに、一方通行ではなく全員が入り込む設計。ここが単なるAI研修と決定的に違います。
翌日から業務が変わる状態にする
受講者ご自身の具体業務が、生成AIを使うとどう変わるかまで落とし込み。学んで終わりではなく、翌日から使える状態を目指します。
「ただ勉強するための生成AI研修では意味がない」という考えのもと、全員が楽しく本質的に学べる環境づくりに徹底的に注力。多数のゲームを組み込み、翌日から業務が変わることまで設計しました。
楽しく学べる環境づくり ── 多数のゲームを研修に導入
勉強のための研修ではなく、全員が楽しみながら本質的に生成AIの活用を学べるよう、体験型のゲームを複数設計。遊びながら「AIへの指示のコツ」が体に入る構成にしました。
コミュニケーションパズル
言葉だけで正確に伝える難しさを体感。AIへの指示も「具体性」が命だと、遊びの中で腹落ちさせます。
プロンプト画像当てゲーム
どんな指示ならこの画像が生成できるかを当てるゲーム。プロンプト設計を楽しみながら学べます。
全員参加のワーク
手を動かし、話し、考えるワークを随所に配置。「聞くだけ」の受け身にならない構成です。
一方通行ではなく、全員参加型で「自分ごと化」
講師からの一方通行
発信を聞くだけの受け身の状態。授業を聞いている感覚になり、自分の業務に結びつかないまま終わってしまいます。
全員が入り込む参加型設計
組織コーチング・組織開発のナレッジをベースに、全員が自分ごととして考え、手を動かす設計。だから単なるAI研修とは似て非なるものになります。
私たちの強みは、組織開発のナレッジが社内にあること
もともと組織コーチング・組織開発の知見を社内に多く持っていることをベースに、全員が自分ごと化して入り込める研修を設計しています。単なる生成AI研修ではなく、生成AIを本質的に学びやすい環境づくりから、翌日には生成AIを使った業務に切り替えられるところまで──皆さまの具体業務が生成AIを使うとどう変わるかまで踏み込んで実施しました。
実際の研修資料
研修で扱った内容
| テーマ | 扱った内容 | 目的・意図 |
|---|---|---|
| 生成AI基礎 | 仕組み、得意・不得意、AIを業務判断として捉える考え方 | 流行りではなく業務判断として捉える土台をつくる |
| M365 Copilot | 基本操作、Work/Webモード、社内データの扱い、利用時の注意点 | 日常業務のどこで使えるか、利用場面を具体化する |
| セキュリティ | 入力してよい情報・避けるべき情報、情報漏洩リスクの判断基準 | 迷いやすい情報入力の線引きを明確にする |
| プロンプト設計 | 目的・前提・出力形式、壁打ち、画像当てゲーム、言語化ワーク | 成果を左右する「依頼の仕方」を体験で理解する |
| ハンズオン | ノートブック作成、Excel分析、議事録作成、報告書作成 | 翌日の実務に近い場面でそのまま試す |
この事例で特に伝わること
基礎理解と活用意欲がともに高く評価され、受講者全員が次の実践研修を希望。楽しく学べる参加型設計が、そのまま「翌日から使いたい」という意欲につながりました。研修後は同ホールディングス内のグループ会社への横展開も進み、本社側のAI推進強化にもつながっています。
各部署・各部門長へのヒアリングを入念に行い、それぞれの業務内容と「現場にどう動いてほしいか」まで理解した上で研修に反映。結果、研修の翌日から生成AIを活かした業務へ切り替えられました。さらに教材化して納品し、研修後も継続してサポートしています。
部門長ヒアリングを起点に、現場業務へ落とし込む
それぞれの部門長が具体的にどういう業務をやっているのか、現場の方々にどう動いてほしいのかまでヒアリングし、研修の中に反映しました。だからこそ、翌日からの業務転換が実現しています。
各部門長へ入念にヒアリング
各部署・各部門長に、業務内容と「現場にどう動いてほしいか」を丁寧にヒアリング。
現場業務に合わせて研修設計
ヒアリング内容を反映し、その部門の具体業務がAIでどう変わるかを研修に組み込む。
翌日から業務転換
研修の翌日から、生成AIを活かした業務へ実際に切り替えられる状態に。
全社への展開ロードマップ
AI推進室・DX推進室を中心に設計・実施し、現場への研修まで完了。現在は経営レイヤー、続いて人事部門への研修設計を進めています。
研修で終わらせず、社内に根づくまで伴走
生成AI研修をその場で終わらせず、復習用のスライド教材として納品。研修後も現状の把握や具体的な使い方のサポートを継続し、社内に根づく形までコミットしています。
研修を実施
部門業務に合わせた生成AI研修を現場向けに実施。
教材化して納品
あとから復習できるスライド資料として教材化し、あわせて納品。
継続サポート
研修後も現状把握と、具体的な使い方のサポートを継続。
社内に定着
研修単体で終えず、社内に根づく形まで伴走してコミット。
実際の研修資料
研修で扱った内容
| テーマ | 扱った内容 | 目的・意図 |
|---|---|---|
| 生成AI基礎 | なぜ今AIか、基本、得意・不得意、ハルシネーション | 不慣れな受講者でも業務利用の前提をそろえる |
| セキュリティ | 入力NG情報、社内チェックリスト、漏洩・著作権・誤情報リスク | 全員が最初に守るべき安全ルールを明確にする |
| AIへの指示 | 指示の型、前提情報の与え方、逆質問、テンプレート化 | 自社業務に合った回答を得る指示の型を身につける |
| よく使う機能 | 音声入力、エージェント、データ分析、Excel、議事録、Forms 他 | 用途別に使いどころを理解する |
| 業務別ユースケース | コールセンター/BPO、KPI分析、改善提案、レポート、FAQ作成 | 実際の業務場面に近い例で学ぶ |
| 活用マッピング | 営業・センター・管理部門・会議体ごとにAI活用点を配置 | 業務プロセスごとに導入ポイントを見える化する |
この事例で特に伝わること ── AI活用を5つの型に整理
「どのツールを使うか」ではなく「業務のどの場面をAIで支援するか」で分類。受講者が自分の業務に置き換えて考えやすいよう、場面・任せること・得られる成果をセットで整理しました。
御社の検討テーマは、この2事例の延長線上にあります。
前回のお打ち合わせでは、開発・保守領域とは別に、管理職・管理業務側でのAI活用をどう進めるかが主な論点になりました。
開発・保守は別ルートで進行
エンジニア向けの開発・保守領域では、生成AI活用の取り組みが別ルートで進んでいる。
管理職・管理業務側
工数管理、実績管理、予算管理、プロジェクト進捗管理などへのAI活用がテーマ。
AIエージェント前提で設計
Copilot操作だけでなく、AIエージェントで管理データを扱う方向性を想定。
「見るだけ」で終わらず、必要な管理ツールを自分たちで作る。
たとえば工数管理やプロジェクト進捗を題材に、AIエージェントが毎朝データを収集・整理し、管理職が見るべき論点だけをまとめる画面を作ることができます。
プロジェクト進捗・工数管理 AIダッシュボード
毎朝 8:00 自動更新| プロジェクト | 進捗 | 工数差分 | 予算 | AI判定 |
|---|---|---|---|---|
| 基幹システム改修 | 72% | +34h | 81% | 要対応 |
| 保守運用改善 | 58% | +12h | 64% | 確認 |
| 帳票自動化 | 91% | -6h | 77% | 順調 |
| 問い合わせ分析 | 44% | +21h | 53% | 確認 |
異常を毎朝自動で検知
工数超過・遅延・予算消化・確認が必要な案件を、毎朝データから一覧化します。
判断すべき論点だけ確認
どこに手を打つか、どこにリソースを寄せるか、次回定例で何を確認するかに集中できます。
自分たちで作れるようになる
完成物を見るだけでなく、必要な画面やレポートをAIと作る考え方まで扱います。
研修設計をより具体化するために、3点お伺いできればと思います。
前回の論点をふまえ、沖電グローバルシステムズ様に最適な研修を設計するために、次回改めて以下をお聞かせいただけますと幸いです。
管理職の方々の「泥業務」の状況
管理職の方々が、雑務や手作業的な管理業務にどの程度時間を取られているか。どこに負担が集中しているかを改めて伺いたいです。
現在の生成AIのリテラシー・活用状況
いま社内で生成AIがどの程度使われているか、リテラシーや活用のレベル感を改めて伺いたいです。研修の入口設計に直結します。
求める研修の範囲・ご予算・理想像
実際の生成AI研修としてどこまでを求めるか、どこまでのご予算が確保できそうか、どういう研修を理想とされているか。イメージがあれば伺いたいです。
基礎理解で終わらせず、業務に定着する形まで一貫して設計します。
業務内容・対象者・利用環境に合わせて、研修テーマ、演習、持ち帰り資料、研修後の活用イメージまで、まとめてご用意できます。
対象者に合わせて組み立てる
管理職・現場担当・推進担当など、受講者の役割に合わせて扱うテーマと到達点を設計します。
使う場面まで落とし込む
工数管理、進捗管理、資料作成、会議後の整理など、日常業務に近い題材で具体化します。
研修後に使える形を残す
教材化・継続サポートまで含め、社内に根づくまで伴走します。持ち帰れる成果物を重視します。